- 証明写真のサイズは縦4cm×横3cm
- 枚数は1枚のみでOK
- コンビニでも証明写真が用意できる
このページでは、配偶者ビザ・結婚ビザ申請における、証明写真(顔写真)の取り扱いについて解説しています。
この記事の目次
結婚ビザの証明写真はどの書類に貼る?
在留資格申請書の1枚目上部に、写真を貼る場所があります。顔写真を貼る書類はこれだけです。
いざ貼ろうとすると、印刷サイズの設定上、枠に収まりきらないことが多々あります。少しだけはみ出す分には問題ないので、そのまま貼ってください。
在留資格申請書とは
- 認定申請の場合在留資格認定証明書交付申請書
- 変更申請の場合在留資格変更許可申請書
- 更新申請の場合在留期間更新許可申請書
結婚ビザ申請の類型によって申請書は異なります。なお、顔写真を貼る場所はすべて同じで、必要な枚数もそれぞれ1枚のみです。
裏には配偶者の氏名を書いておこう
顔写真の裏面に、外国人配偶者の名前をボールペンで記入してから貼り付けます。
証明写真は在留カードにも使用される
在留資格申請書に貼った写真が、そのまま在留カードの顔写真に使われます。
許可が下りたあと、外国人配偶者は在留カードを常に持ち歩くことになります。ほとんどのケースでは、1年後*に新たな顔写真を添えて更新申請を行いますが、それなりに盛れた写真を用意したいですね🙆♀️
*ごくまれに、初回の申請で3年の在留期間が付与されることもあります。
認定申請では許可後にもう1枚必要
在留資格認定証明書交付申請の場合のみ、許可後の査証申請で再び顔写真を用意します。
今回の申請とは別に、許可後の査証申請*でも証明写真が必要になります。ただ、査証申請は海外現地の大使館等で行われるので、撮影はお相手に任せるかたちになります。ちなみに査証申請時の写真サイズは4.5cm×4.5cmです。
*認定申請だけは、日本側と海外側で二重に審査されると考えてください。
証明写真のルールをざっと知りたい
- 写真サイズは縦4cm×横3cm
- 直近3ヵ月以内に撮影されている
- 画像構成は無帽かつ無背景
これから順番に見ていきますが、先に紹介すると、上記3つの決まりがあります。
サイズと撮影時期
サイズは4cm×3cmです。また申請前3ヵ月以内に撮影したものを準備しましょう。
日本のパスポート用の証明写真が縦4.5cm×横3.5cmなので、混同しないようにしてください。「縦4cm×横3cm」が決まりになっています。
更新申請では写真を使い回さない
2回目以降の申請(在留期間更新許可申請)の際は、たとえ余っていたとしても、同じ写真は使わないようにしましょう。
画像構成について
- 外国人配偶者の顔・首・肩が写っている
- カメラに対して正面を向いている
- 無帽・無背景かつ鮮明に撮影されている
履歴書などに貼る一般的な証明写真と同じ、という認識でOKです。背景色に指定はありませんが、白色や薄いブルーを推奨します。メガネについては、影や反射を指摘され得るので、なるべく外しておいてください。
諸事情で顔を隠したい場合は?
宗教上や医療上の理由で顔の一部分を隠したい場合は、事前に入管局へ確認を取っておきましょう。
顔が隠れたり、影ができたりするのは原則NGですが、事情がある場合は電話等で管轄の(居住地の)入管局へ確認を取ってみてください。内容によっては、自由形式で陳述書を準備するよう案内される場合があります。
結婚ビザの顔写真はコンビニでも用意できる
スピード写真(証明写真機)で準備するほか、コンビニのネットプリントでも顔写真が作成できます。
認定申請(在留資格認定証明書交付申請)で結婚ビザを申請する際、外国人配偶者は日本にいない場合がほとんどです。海外から証明写真を送ってもらうのが面倒であれば、ネットプリントを活用しましょう。
証明写真サービスを利用する際の注意点
「ピクチャン」を使用した場合、まれに画像が不鮮明になり、再提出を求められることがあります。
元の画像データ自体に問題がある可能性も考えられます*。どう設定しても画質が荒くなる場合は、自宅のプリンタで印刷するほか、USBにデータを入れ、直接コンビニのマルチコピー機を使って印刷してください。
*画像データの解像度が低い,など
どうやって画像データを準備すればいい?
普段使用しているメッセージアプリ(LINEやMessengerなど)を経由して、外国人配偶者の自撮り画像を送ってもらいましょう。もちろん、一緒にいるタイミングで、あなたのスマホで撮影してもOKです。
無背景が条件です。家具等が映り込めば撮り直してください。
おわりに
結婚ビザ・配偶者ビザの証明写真について解説しました。これまで説明した以外にも、髪型で目や鼻が隠れる場合は再提出になることがあるので気を付けてください。